おしゃれなシンプル仏壇

仏壇は、ご先祖や大切な方に日常で手を合わせる「祈りの場」です。
故人に心を込めて祈り、思いを伝える場としての役割があります。
必ず持たなければならないものではありませんが、四十九日や法要を機に「家族で心を寄せる場所」として準備される方が多いです。

仏壇がなくても、お寺や会館で法要は行えます。
ですが、仏壇があると、日常で手を合わせる「供養の拠点」となり、故人を身近に感じられる暮らしができます。
手を合わせることで個人に思いを伝えることで心の安寧を保つことができます。

宗派を調べる方法はいくつかあります。

1. 菩提寺が分かれば直接おたずねするか、菩提寺の宗派を検索して知ることができます、
2. ご実家・ご親戚に聞いてみる。親戚・兄弟・法要を取り仕切ってきた人が宗派を知っている場合が多いです。
3. お墓（墓石）の正面文字を見るのも確実な手がかりです。
   たとえば：「南無阿弥陀仏」 → 浄土宗／浄土真宗系　　「南無妙法蓮華経」 → 日蓮宗
   「南無大師遍照金剛」 → 真言宗　「釈迦牟尼仏」や「南無釈迦牟尼仏」 → 禅宗（曹洞宗・臨済宗など）
   墓石の正面に刻まれた文字が宗派を示していることがあります。
4. 実家に仏壇がある場合、仏壇の中の配置されているご本尊や掛軸で宗派を知ることができます。　
5. 位牌や過去帳に書かれている戒名・法名の形式で宗派を知ることができます
   宗派 戒名の特徴
   浄土真宗 「釋○○」または「釋尼○○」で始まる
   浄土宗 「信士／信女」で終わる
   曹洞宗 「居士／大姉」で終わる
   真言宗 「阿闍梨」「法印」などがつく場合も
   日蓮宗 「日○」で始まる　
6. 6 最近、葬儀・法要を行った場合は、そのとき依頼したお寺や葬儀社に尋ねると教えてもらえます。

一般的には「四十九日法要」までに用意しますが、遅れても一周忌までに揃えれば問題ありません。
慌てず、家族でご相談のうえお選びください。

市場調査ベースの「平均購入価格」は約 30 万～35 万円前後となっています。
もう少し詳細な価格帯の目安は以下の通りです。
◉上置き／コンパクト（ミニ）量販系の商品は 3～7 万円前後、一般専門店では概ね 8 万～25 万円前後のようです。
弊社人気商品6～15万円帯がボリュームゾーンとなっています。
◉モダン仏壇（家具調）・台付き含む一般的は概ね 10 万～50 万円。デザインや材質、サイズ次第で幅広い価格になっています。
弊社人気商品8～20万円帯がボリュームゾーンとなっています。
◉唐木仏壇（黒檀・紫檀など）
30 万～110 万円が目安となっています。国産・手加工・材の希少性で上がります。
◉金仏壇
上置きで 30 万～100 万円、台付きで 70 万～200 万円程度が相場。
大型・伝統工法は 200 万円超も普通に存在。

仏壇の向き・設置方角には複数の説がありますが、現在では住宅事情・採光・湿気など実用面と信仰面の兼ね合いで柔軟に考えられています。ここでは代表的な説を以下に示します。

▼本山中心説
仏壇の背を本山（本山寺院）に向け、礼拝方向を本山に向ける

▼西方浄土説
仏壇を東向きに据え、仏壇正面から西方浄土方向へ礼拝する

▼南面北座
仏壇を南向きに設置し、北側に座って礼拝する（直射日光を避けやすい方角としても）
また、設置場所については、以下の点にも注意が必要ですので、参考にしてください。

1. 直射日光が当たる場所は避ける
2. 湿気が高い場所（風呂場近く、出窓側など）は避ける
3. 冷暖房風が直接当たらない場所
4. 神棚との関係：同じ部屋に置くことは可能ですが、向かい合わせ配置や真上に配置するのは避けた方がよいという見解もあります。

化学洗剤やアルコールを使うと塗装が曇る・剥げることがあるため、基本は 乾拭き・柔らか布 が基本です。
日常のお手入れは週1～2 回が目安です。

スピード配送を重視した玄関でのお渡し配送でしたら、ご注文から発送まで最短1～２日営業日です。
お届けまでは、地域により３～7 日でお届けが可能です。
また、屋内の希望位置への開梱設置（廃材処理）をご希望の場合は、ご注文から発送まで４～６営業日です。
地域によりますが、７～１０日でお届けが可能です。
※日数には土日祝日を除きます。
※商品の在庫切れの場合には、別途日数が必要です。

宗派による仏壇の違いはありませんが、宗派ごとに御本尊や飾り方が異なります。
当店のモダン仏壇は宗派ごとの本尊を収められるよう対応可能です。

◉浄土宗
ご本尊：阿弥陀如来　　脇侍：観音菩薩（左）・勢至菩薩（右）
◉浄土真宗（本願寺派）
ご本尊：阿弥陀如来　　脇侍：蓮如上人（左）・親鸞聖人（右）
◉浄土真宗（大谷派 ）
ご本尊：阿弥陀如来　　脇侍：九字名号（左）・十字名号（右）
◉曹洞洞宗
ご本尊：釈迦如来（座釈迦）　　脇侍：常済大師（瑩山禅師）（左）・承陽大師（道元禅師）（左）
◉臨済宗
ご本尊：釈迦如来　　脇侍：観世音菩薩（左）・達磨大師（右）
◉天台宗
ご本尊：阿弥陀如来（一般的には座弥陀）　脇侍：伝教大師　最澄（左）・天台大師　智顗（右）
　※ご本尊は寺院や地域によっては薬師如来や釈迦如来を祀る場合もあります
◉真言宗（各派共通）
ご本尊：大日如来　脇侍：不動明王（右）・弘法大師　空海（左）
　※金剛界大日如来と胎蔵界大日如来のいずれかを本尊とする場合もあり
◉日蓮宗
ご本尊：大曼荼羅　　脇侍：大黒天（左）・鬼子母神（右）
◉時宗
ご本尊：阿弥陀如来　　脇侍：真教上人（左）・一遍上人（右）
◉無宗派
ご本尊：宗派を問わずお祀りいただける、釈迦如来と阿弥陀如来のどちらかが一般的です。

化学洗剤やアルコールを使うと塗装が曇る・剥げることがあるため、基本は 乾拭き・柔らか布 が基本です。
御本尊は菩提寺から授与いただくか、専門店で宗派に合うものを購入します。
位牌は四十九日までに用意するのが一般的で、宗派によっては過去帳を使う場合もあります。
まずは菩提寺にご相談ください。菩提寺から特に指示がない場合は、ご本尊や両脇侍、位牌や過去帳備のご用意や文字入れも受け賜ります。
お気軽にご相談ください。

仏壇の中心は ご本尊（仏像や掛軸）であるため、位牌は通常、一段下か ご本尊を隠さないような位置に置きます。
複数の位牌がある場合：先祖代々の順序（古い順）で右側から左側へ並べていきます。
夫婦の位牌の置き方：夫を右、妻を左（仏壇に向かって右・左）という配置が伝統的です。
特に、浄土真宗本願寺派では、位牌を使わず 過去帳 を仏壇内に置くのが正式な形式とされています。

代表的な仏具と役割・意味・配置例を以下に示します。

特に仏教の教義で開閉に厳格な決まりはありません。日中開けておき、夜や来客時には閉じる方もいますし、終日開けておく方もいます。
ただし、掃除時にホコリ防止のため一時的に閉じる、という実用判断はよくあります。

難しい作法は不要です。毎朝、手を合わせてご挨拶します。季節の花や果物をお供えしてあげます。
食事の一部をお供えする家庭もあります。
大切なのは「形式」よりも「心を込めること」ですから、難しく考える必要はありません。

仏壇を処分する際は、まずお寺に依頼して「魂抜き（お性根抜き）」をしていただきます。
その後、お寺や仏壇店や専門業者で引き取り可能です。

●魂抜き（お性根抜き）
依頼先：ご縁のある菩提寺（葬儀のご住職）
内容：読経のうえ、仏壇・御本尊・位牌から“魂” を抜く宗教儀礼
所要：15～30 分程度／出張 or 寺院で実施
御礼目安：5,000～30,000 円（地域・寺院慣習により幅あり）

古い仏壇の処分フロー
１.菩提寺へ相談して「魂抜き（お性根抜き）」の日程を決める
２.御本尊・位牌・過去帳の取り外し（魂抜き後）
３.引取 or 搬出（専門店・菩提寺提携業者）→ お焚き上げ・供養
※「魂抜き」を行わず粗大ごみに出すのは避けるのが一般的マナーです（自治体でも不可のことがあります）。