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仏具の飾り方と祀り方。宗派別で見る仏具の選び方

イズミファニチャーで仏壇を購入される方の中で、お問い合わせが多い「仏具の飾り方」。

宗派によって揃える仏具が異なったり、日々の暮らしに合わせたお参りに必要な仏具のみを揃えたり、またお盆期間中でも仏具の飾り方は異なってきます。

仏具の意味や飾り方を知っておくことで、必要な仏具も必然と分かります。

ここでは安心して仏具を選んでいただくために、基本的な仏具の種類と宗派別の仏具についてご紹介します。

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(目次)
1.仏壇を購入したら、仏具を揃えましょう
2.仏具の大事な意味
3.基本的な仏具の種類と意味
・基本の三具足
・そのほかの仏具
4.キホン！仏具の飾り方・祀り方
5.特別編：宗派別！位牌と過去帳とは？
6.仏壇・仏具の購入を検討しているときは？

それでは早速いってみましょう！

1.仏壇を購入したら、仏具を揃えましょう

新しく仏壇を購入したり、実家にある大きな仏壇からコンパクトな仏壇へ買い替えたら、次に必要なものは仏具になります。

たとえば、昔購入した仏具をそのまま新しい仏壇に合わせると、大きさが異なっていて入りきれないことがあります。

またせっかくお部屋のインテリアに馴染む仏壇を選んでも、仏具の色やデザインが違うだけで一気に雰囲気が変わります。

現代の生活様式やマンション暮らしに合う新しい仏壇を買ったら、次に合わせる仏具を考えましょう。

仏具の種類や意味、そして祀ることの意味を知っておけば、自分に必要な仏具がわかります。

菩提寺（先祖代々の供養をするお寺）によっては、購入する仏具の種類が決まっている場合もございますので、一度お寺へご確認ください。

2.仏具の大事な意味

仏具とは、もともと仏教の宗教儀式で使用する道具を表します。一般家庭では、仏様やご先祖様、故人を拝むときに使います。

初めて仏壇を購入するときは、仏具も一緒に用意をします。

購入前に、仏具の種類やその意味、そして用意する仏具を知っておくと、慌てずに準備ができます。

仏具の意味をしっかり知ることで、手を合わせる時間がすてきな時間へと変わるはずです。

3.基本的な仏具の種類と意味

仏具と一言で言っても、その種類は様々ございます。

三具足

宗派によって使う仏具や個数は変わりますが、全ての宗派において最低限必要な基本の仏具を「三具足（みつぐそく）」と呼びます。
▼三具足の種類
・花立（はなたて）
仏花を入れて仏壇に供える花器のこと。故人やご先祖様の霊を花の香りで供養します。
・香炉（こうろ）
お香やお線香を焚くために使う器のこと。故人やご先祖様の霊を香りで供養します。丸香炉と寝かせ香炉（角香炉）がございます。
・灯明立（とうみょうたて）/灯立（ひたて）/燭台（しょくだい）
ろうそくを立てる器のこと。お線香は必ずろうそくの火を使うことが原則とされているためです。

そのほかの仏具

・茶湯器（ちゃとうき）
仏様やご先祖様、故人に水やお茶をお供えするための器のこと。蓋のついたものと、蓋がないものございます。
・仏飯器（ぶっぱんき）/仏器（ぶっき）
仏様やご先祖様、故人にご飯をお供えするための器のこと。
・仏器膳（ぶっきぜん）
仏飯器や茶湯器をのせるお膳のこと。

一段高い位置にご飯やお茶をお供えすることで敬意を表します。
・線香差し
使用前のお線香を差して入れておく器のこと。
・おりん
読経やお参りをする際に鳴らして開始を告げる仏具のこと。りん本体、りんを鳴らすりん棒、りんを置くりん台（りん布団）のセットで準備します。
・供物台（くもつだい）
ご供養のためにお供え物をするための台のこと。

4.キホン！仏具の飾り方・祀り方

それではまず、基本の仏具の飾り方・祀り方を上段からわかりやすくご説明します。

宗派により異なる部分もありますので、宗派がわかっている場合には、その宗派の飾り方（祀り方）に準じるようにしてください。

01/ご本尊・脇侍

最上段には、ご本尊と脇侍を置きます。

中央にご本尊をお祀りし、その左右には宗祖名号の描かれた掛軸をかけます。

ご本尊は掛軸タイプと仏像タイプの2種類あり、どちらを選んでも構いません。

ここで注意したいのは、宗派ごとにご本尊と脇侍が異なる点。

ご注文する際には、宗派をお伝えいただけますとご用意できます。

また、仏壇の大きさに合わせたご本尊と脇侍を選ぶようにしましょう。

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02/位牌

位牌は、ご本尊が隠れないように、左右か一段低いところに安置します。

位牌が2つ以上ある場合は、1つにまとめるか本尊に近い右から配置をしていきます。

03/仏器膳

本尊の次の段では、仏飯器と茶湯器をのせた仏器膳を中央に置きます。左に茶湯器、右に仏飯器を置きます。

04/最下段

最下段には、花立、香炉、灯立、線香差し、おりんなどを配置するのが一般的です。

日常的にお使いになる仏具を考えて、それぞれの仏具を配置しましょう。

たとえば、線香差しを使わずに箱に入れた状態で、引き出しに置いておいても大丈夫。

お部屋のスペースや飾った状態から選んでみましょう。

▼仏具の選び方で迷ったときは、いつでもお問い合わせください！
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5.特別編：宗派別！位牌と過去帳とは？

過去帳とは、代々亡くなった方の戒名や俗名、死亡年月日、享年などを記しておく系譜帳がのこと。

浄土真宗では、位牌に魂が宿るとする考え方がないため位牌を祀らず、過去帳を仏壇に飾ります。

しかし、浄土真宗でもお位牌と過去帳のどちらも用意する場合もありますので、菩提寺に確認を行いましょう。

過去帳は、普段は仏壇の引き出しにしまわれていて、月命日になると見台に飾られるのが一般的です。

中を開くと、日付無しと日付ありの過去帳があります。

日付がある過去帳は1日から31日までページがあり、亡くなった日のページに、それぞれの人の情報が記されています。

日付がない過去帳は死亡順に記入していく年表式となっています。寺院で用いられるものはこの形が多いと言われています。

ちなみに過去帳と同じ内容が記される本位牌がありますが、葬儀から四十九日までの間に使用する白木の位牌は仮のもので、四十九日の忌明けまでに、漆塗りの正式な位牌として本位牌を用意します。

位牌は数が増えると仏壇に置ききれなくなってしまうため、三十三回忌など節目の法要の際にお寺に処分してもらい、過去帳にまとめらることが多いとされます。

6.仏壇・仏具の購入を検討しているときは？

仏壇と仏具の購入を検討しているときは、まずは宗派を確認しましょう。

宗派が分かれば必要な仏具が何かを菩提寺に確認するか家族で話し合い、必要な仏具を選びます。

リビングや和室に迎える仏壇の置き方を考え、サイドボードの上に置く「上置き コンパクトタイプ」の仏壇か「直立型 ハイ・ロータイプ」の仏壇かを選びます。

置く仏壇の大きさが決まれば、それに合わせて置く仏具の大きさも分かるため、選ぶのが非常に楽になりますよ！

新しく購入を検討中の方、従来の仏壇からの買い替えを検討中の方、仏壇選びや仏具選びに迷ったらまずはお気軽にご相談ください！

4.まとめ

今回、ご紹介した商品まだまだ一部分です。
新しく購入を検討中の方、従来の仏壇からの買い替えを検討中の方、仏壇選びや仏具選びに迷ったらまずはお気軽にご相談ください！

ご相談、お見積もりは無料で受け付けております！

イズミファニチャー諫早店でも、仏壇や仏具を揃えておりますので、お気軽にご来店ください！

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