こんにちは。
今日は現在好評開催中の 「フィン・ユール展」 についてお伝えします。
デンマークのデザイナー【フィン・ユール】
北欧やインテリア好きの方は既にご存知の方も多いはず。
数多いデザイナーのなかでも、よりマニア性の高い方ではないでしょうか。
その作品は全て、椅子なのに生きている表情をもっているかのようです。
それでは、展示のなかから一部ご紹介いたします。
【イージーチェア No.45】
フィン・ユールの代表的作品とも呼べる椅子です。
手作業で丹念に削りだされたアームは、息を呑むほど美しいです。
また、フィン・ユールは椅子の後ろ姿にこだわり、フレームから背と座を浮かせた構造を
この作品を皮切りに生み出し続けます。
そして、現在I.F.Q.d.に入っているNo.45は、実は特別なNo.45です。
シリアルナンバーの入った、世界で100脚限定の椅子です。
フィン・ユールが自ら設計した自邸が2008年に公開されたことを記念して、
発売されたものです。
チーク材×革張りが1脚届いてます。希少価値を手に入れるチャンスです!
フィン・ユール自邸より
【チーフテン・チェア】
このどっしりとした佇まいは、まさに名前のとおりチーフテン(曹長)の椅子。
後ろ脚と背もたれを両側から支えるフレームが作り出す三角形が、エジプトの壁画に
残された女王の椅子と同じ構造になっている為、別名「エジプシャンチェア」とも
呼ばれているそうです。
絶妙な窪みと先端の艶やかな丸みはまさに彫刻の椅子のようです。
【POET ポエト】
当時、連載されていた漫画の主人公の名前からネーミングされた「ポエト」。
きっと愛くるしいキャラクターだったのでしょう。
横からみても後ろからみても、美しいフォルムと包み込まれるような座り心地が魅力です。
【PELICAN ペリカンチェア】
彫刻家の作品に影響をうけて作られた作品。
ペリカンが翼をひろげて、湖に降り立った姿をイメージして作られたそうです。
カラーバリエーションもたくさんあるので、あなただけのペリカンを1脚いかが?
最後に、フィン・ユールさまの登場で締めくくります。
『 ☆来てね☆ 』
画:FUKUCHAN
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