ごあいさつ
私は27歳でこの会社を起業致しました。当時は、バブル崩壊の真っ只中で、大手企業も倒産したりしました。景気はドン底、価格破壊と言う言葉が流行語になった時期でも有りました。アメリカ遊学から帰国して間もない頃であった為に、ピンチはチャンス!起業には絶好の機会だと思い会社を起こしました。
最初は、50坪そこそこの店舗で、ディスカウント家具を中心に販売していました。家具の事もよく分からず、毎日が戦争の様で販売や配達、展示、仕入れ等、目まぐるしい日々を繰り返していました。スタッフも常に入れ替わり、人材も育っていなかった時期でも有りました。失敗も山ほどしました。
そんな中、売上も順調に伸び、家具の事や業界の事、家具を取り巻く市場の事もわかる様になり、スタッフも少しずつ定着し、それに比例して店舗展開する様になりました。しかし、ある時大きな水害に会い店舗は全滅に近い状態に。スタッフは殆ど辞めてしまい、倒産しかけた時期が有りました。自分達が起因した問題では無いのにこう言う現実もある事に愕然としました。何が起こるか分からないと。会社経営とは、ただ売上を上げるだけでなく、あらゆるリスクに備え継続的に利益を出し続け、人を育て成長させないと行けない事を初めて学んだ時期でも有りました。
ただ、今思えば、懐かしく、学びしかない、大変だけど楽しい時期でも有りました。こう言う事が無かったら今、会社は存在していなかったであろうと思います。
既に会社も成熟期を迎え、新たな時代の価値観やニーズに向けて変革をして行かねばなりません。イノベーション無しには、会社は生き残れません。今までの慣習を全て捨てでも新しいチャレンジが求められています。ある意味では、第二創業期を迎えています。
我々の目的は、社会貢献です。会社の存在意義を人材育成のプラットフォームと位置付けています。そして、貢献できる人材の育成で会社の貢献が達成されます。
未来に向け会社を成長させ続け、会社を通して、身近な家族は元より地域社会に貢献できる人材を育てて行く事こそが会社のミッションです。