こだわりの無垢テーブル – CondeHouse –

YOROZUYA IZUMI です。
私たちがパートナーショップとして展開する、北海道から世界へこだわりの家具を発信するCondeHouse-カンディハウス。今回は無垢材を贅沢に使用したシリーズ 「一本技」シリーズよりダイニングテーブルをご紹介致します。

「一本技」とは
「過酷な自然と闘ってきた節や割れのある木こそ、魅力的である」。カンディハウス創業者の思いが、それまで家具に適さないとされてきた材に新しい命を与えた一本技[いっぽんぎ]シリーズ。木を見る眼と技術、そして感性を持った職人が、それらの材を世界でひとつの家具につくりあげます。デビュー20年を経てなお、木の生命力とデザイン性が融合した特別な存在として、木を愛する暮らし手から支持を集めているシリーズです。

一品製作なので材料により一枚一枚の表情やサイズは同じものは二つとなく、世界に一つだけの作品といっても過言ではありません。時を経た一本の丸太に新たな命を吹き込みます。この一本一本の丸太が加工され、それぞれの家具へとかたちを変え、私たちの元へ届きます。数十年もしくは数百年と生きた木を使い作られた家具は、これから同じように年月を家族とともに生きていきます。

この年輪の重なりが木の歴史であり、私たちは自然、大地からの贈り物である木を生活に取り入れながら、大切に使うことが使命でもあります。

世界に一つだけの表情はこの一枚の板の生きた証なのです。
ともにつくるくらし。カンディハウス。
北海道の美しい森が、カンディハウスの原点です。できる限り北海道の木を使い、一本一本を生かしきって、長く使えるよりよい生活の道具をつくる。私たちのものづくりの基準はいつも、森に正直であることです。

ものづくりで、「和の美意識」を発信する。創業時から引き継がれてきたカンディハウスのものづくりには、自然を敬い、人を思う、日本の精神性が表れています。「和の心」から生まれるやさしい形や繊細な機能は、心地よい暮らしを求めるすべての人と、共有できると信じます。
この度はお世話になっておりますお客様の元へ、ご新築でのダイニングの納品でした。
先ほどの無垢の板はかたちを変え、ダイニングテーブルとして新たな歩みを踏み出しました。

ウォルナットの無垢材を贅沢に使用したダイニングテーブルは世界に一つのオリジナル。
使い続けることで深みが増す天板はご家族と共に時を刻んでくれます。
家族が集まるテーブルは家族と共に新たな時を刻んでいきます。

ブックマッチの天板
ブックマッチ天板とは、一本の原木から製材された上下2枚の板を表裏互い違いにして接ぎ合わせた天板のことです。まさに、本を開くかのように左右対称に合わせることからブックマッチと呼びます。
ブックマッチ天板を製作するには1本の原木から2枚以上の幅広材が確保されなければ叶いません。
製材された後に乾燥の工程に移りますが、その長い期間に隣り合わせだった、対となる天板どちらかに、少しでも何らかの問題点が見つかればブックマッチで合わせることはできなくなってしまいます。さらに言えば、幅広で使うことのできる2枚の隣り合わせの板があればそれで「良し」とはいかないのもブックマッチ天板です。
職人は製材の時点から「この位置、この角度で製材機の歯を入れれば、こんな木目になるからブックマッチ天板にしたら最高なものが出来るだろう」と製材の段階から木取りのことも考えています。
そうして世界に一つだけの天板が生まれるのです。

ともにつくるくらし。カンディハウス。
私たちはこれからの未来へ家具を通し、皆様の暮らしがより豊かにより楽しく過ごせる時間をご提案していきます。
カンディハウスは、家具職人、デザイナーである長原 實によって1968年に創業されました。
15歳で家具職人の道に入った長原は、1963年に旭川市の海外派遣技術研修制度により渡欧。当時デザイン大国であったドイツの家具工場でおよそ3年半の間修行を積みました。その際に、日本から輸入した北海道産のミズナラで製造された家具が、高級家具として世界中に輸出されていることに衝撃をうけました。
帰国後、インテリアセンター(現カンディハウス)を設立。
その精神を受け継ぎ、カンディハウスは創業以来、国内有数の家具産地、北海道・旭川でのものづくりにこだわってきました。国内外のデザイナーと共に妥協のない製品開発に取り組みながら、北海道の自然と日本の文化に育まれた美意識をデザインとものづくりに生かし、長く愛着を持って使える木製家具にて、ライフ&ワークスタイルを提案しています。

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