今回は、LOHASなカーテン、Lif/Linについて詳しくご紹介したいと思います。
Lif/Linとは?
Lif/Lin(リフリン)とは、上質なリネン100%の天然素材のカーテンのメーカーさんです。
「健康や環境に配慮した子供たちが安心して使用できるロハスなカーテンが欲しい」
「ナチュラルな雰囲気のお部屋にしたのに質感やデザインが合うカーテンがない」
「集合住宅では防炎性能のあるカーテンを使用するように言われたが天然素材のカーテンを使いたい」などなど、そんなお客様の声から生まれたのが、このLif/Lin(リフリン)。
リネンとは「フラックス」と呼ばれる植物の茎を原料とする麻の種類のひとつです。
麻の種類にはヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、ラミー(芋麻)などなど・・・だいたい20種類くらいあります。
麻というと「しわになりやすい」「かたくてゴワゴワする」「ちくちくする…」などといったイメージがありますが、それはリネン以外の麻のものだから!
リネンはまったく違います!!本当のリネンは柔らかくなめらかです。
キッチンクロスやベッドクロスに使われることも多く肌触りも抜群です。
使うほどに味わいが増し魅力がふえるリネンで丁寧に仕上げたカーテン。
それが「Lif/Lin」リフリンのリネンカーテンです。
~湿気の多い窓まわりに適した性質~
窓まわりは、冬場は結露に悩まされたり、梅雨時にはジメジメして、結構湿気のこもりやすい場所なのです。リネンの吸水性や、すぐに乾くという特徴は、そんな窓の近くでこそ発揮されます!リネンは繊維の中心が空洞になって水分を吸い込むので、なんとコットンの4倍の吸水性があります。そしてこの中空から表面まで続く通気口によって水分を素早く発散させるため、乾きの速さはコットンの約2倍といわれています。
また、乾きも早いから菌を寄せ付けにくく、衛生的。その上防カビ効果まで備えた生地なのです。
~夏は涼しく、冬は暖かい~
リネンは春夏のイメージのある生地だと思います。
たしかに、シャリシャリした表面と、湿気を吸収しながら熱を逃がすので、サラッとして清涼感があります。
そんな涼しげなイメージが強いためか、「リネンのカーテンって、冬は寒いんじゃない?」
と思われる方も多いかと思いますが、実は保温性も高い素材なのです。
リネンの繊維の中空構造は、今度は暖かい空気を閉じ込めるので、断熱効果もあります。
さすがに、薄手のリネンだけではその効果は薄いのですが、太番手の糸でギッシリ高密度に織られたリネンは冬でも活躍してくれます。
最近は、省エネ志向が強くなっている傾向がありますから、カーテンにも省エネ効果が求められるようになっています。
保温性、通気性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かく使えるリネン素材は、とってもオススメな素材です!
~肌触りの良さ~
お洋服のように、長時間肌に触れるわけではありませんが、毎日朝・晩とカーテンの開け閉めの際に触れるとき、リネン100%の柔らかい肌触りに、癒されます。
リフリンのリネンカーテンを選んでいただいたお客様の中には、手が荒れやすく、カーテンに手が引っかかってしまうことが多かったけど、リネンカーテンにしてからは、なくなった。という方もいらっしゃいました。
リフリンのリネンカーテンは、様々な麻の種類がある中で、肌触りの柔らかい、リネンだけを使っているので、ゴワゴワ・チクチクすることはなく、しなやかな肌触りなのです。
洗濯と縮みについて
自然素材なので、静電気が起きにくく、ほこりも吸着しにくいため、
頻繁にお洗濯をしなくても、清潔に保てます。
舞い上がったほこりが、カーテンに付着するのはどのカーテンでも同じですが、
リネンカーテンの場合は、カーテンの開閉時やカーテンを払うことでほこりも落ちてしまいます。
そして、日本の安全基準に合わせ、第3者機関にて定期的にホルマリン検査を行っております。
赤ちゃんの肌着と同じレベルの安全基準をクリアしているため、その点においても、お子様がカーテンにくるまって遊んで頂いても安心です。
~ホコリがつきにくい~
お掃除ロボが勝手に掃除をしてくれる時代でも、ホコリが存在しなくなるわけではありません。
カーテンの汚れの1番の原因は、ホコリです。
日々のホコリが積み重なり、気付かぬうちに黒ずみへと変わっていきます。
リネンカーテンでも、表面にホコリは付着します。ただ、一般的な化学繊維のカーテンに比べると、静電気が起きにくいため、カーテンの表面に付着しても、カーテンの開閉の際やホコリを払ったときに、付着したホコリも落ちてしまうのです。それでも、カーテンレールの上に乗っかったホコリはなかなか落ちませんので、定期的にカーテンレールからカーテンを外してホコリを払い、そのついでにカーテンレールのホコリも取り除いてあげると、よりいいですね!
~汚れが浸透しにくく、落ちやすい~
リネンの繊維に含まれている、“ペクチン”という成分のおかげで、汚れが浸透しにくく、尚且つ汚れが落ちやすいのです。また、汚れとは少し離れますが、湿気を吸ったり吐いたり。 という吸放湿性も高いため、乾きも早く雑菌も繁殖しにくいので、いやなにおいも残りません。
~洗濯と縮みについて~
自然素材のリネンは洗うと縮みます。
織り上げる時に施された繊維のテンションが解かれハリがなくなり、程よい風合いを生み出します。そうすることで生地は強度を増し、丈夫になるのですが、折角、採寸して作ったオーダーカーテンの丈が縮んだらショックですよね。通常5~7%ほど縮むと云われているので、200cmの丈のカーテンの場合、10cmも縮むことになります。
その縮みを見越して、あらかじめ丈を長く作る人もいるほどです。
もし、何かをこぼしてしまった時や、シミになってしまった場合は、ドライクリーニングがオススメです!
ドライクリーニングなら、1%前後の収縮率で、ほとんど縮みません。
~防縮加工について~
防縮加工を施すことによって、縮みにくいリネンカーテンができます。リフリンのカーテンは、薬品などを使用せずに、湯通ししています。防縮加工を施すことによって、通常の収縮率をはるかに凌ぐ1~2%の範囲に。これは通常の化繊のカーテンの収縮率に匹敵します。しかし、この防縮加工というのは完全に縮まなくなる加工ではありません。防縮加工は縮みにくくさせる加工ですので、やはりお洗濯をしたり湿度の高い時期などには少しだけ縮んだり、伸びたりします。
期間中当店では、約90種類の吊りサンプルを展示しております。
まとめ
リネンのカーテンに興味のある方、自然素材の住宅に合うカーテンをお探しの方、オーダーカーテンをお探しの方、などなど、気になる方は是非、見にいらして下さいね!
お見積りが必要な場合は、お家の図面、もしくは窓の寸法が分かるものをお持ちいただけるとスムーズです。詳しくはスタッフまで!