普段のテーブルのお手入れ方法
〜テーブルメンテナンスとその道具〜
2月のイズミファニチャーでは
「いい家具」「愛着」を手に入れる 〜日本の技術が生み出す価値とデザイン〜
をテーマに企画を行なっています。
国産でデザイン性の高い2メーカーを厳選して展開いたします。
対象商品をご成約のお客様には、嬉しい特典がありますので、詳しくはこちらのブログをご覧ください。
⬇︎2月の企画詳細はこちらのブログから。
このブログでは、「いい家具」、「愛着」を手に入れて頂いた方、
すでに、愛着のある家具をお持ち方にずっとずっと家具を使っていただける様に
普段からできるテーブルのメンテナンスについてご案内します。
また、そのメンテンスに使うためのおすすめの道具も少しだけご紹介致します。
お店に置いてあるダイングテーブルでは大きく分けて2種類の塗装に分かれています。
塗装の種類で普段のお手入れが変わって来るので事前に確認しておきましょう。
テーブルの塗装とは
ウレタン塗装
表面にウレタン樹脂塗膜を形成する塗装で、基本的に木の表面を樹脂で覆います。
オイル塗装に比べると、手触りは若干ツルツルとした感触。
樹脂で表面を覆うのでオイル塗装に比べると傷に強く、水によるシミなども起きにくいです。
湿度や乾燥などの環境の影響を受けにくく、オイル塗装のような定期的なメンテナンスは不要。
ウレタン塗装は「光沢がある・ツルツルしている」と思われがちですが、近年の技術の進歩によりオイル塗装と遜色がない
天然木の風合いが感じられる「マットさ・手ざわり」のものが多いです。
オイル塗装(オイルフィニッシュ)
植物性のオイルを使用した、「木」本来がもつ自然に近い風合い・木材の質感が活かされるナチュラルな仕上りが特徴。
手触りは、ウレタン塗装と比べるとさらさらとした感触。
塗膜を形成しないため、木材は常に呼吸をします。
そのため、湿度や乾燥などの環境の影響を受けやすくなります。
水分を吸収するため濡れたものを置くとシミがつきやすく、傷などもできやすいので注意が必要です。
【普段のお手入れ】
ウレタン塗装のお手入れ
日常のメンテナンスは、手軽で楽にできるのが魅力です。
普段は水拭き・お湯拭きで充分です。
(最後は乾拭きで水分を残さないようにしてください)
油汚れなどガンコな汚れは中性洗剤を水に薄めて拭き、そのあと水拭き、乾拭きをしてください。
※化学ぞうきんや揮発性の溶剤等は、変色やキズの原因になりますので使用しないで下さい。
(アルコール除菌は、ウレタンが白く変色する原因となる場合がございます。
極力使用は控えるようにしてください。)
オイル塗装(オイルフィニッシュ)のお手入れ
日常のメンテナンスは、硬く絞った(水気を含んでいない)布を使用してください。
水気を含む布等を使用される場合は、水分を木材に残さないようにお気をつけ下さい。
永くご使用いただく場合は、定期的にメンテナンスが必要です。
メンテナンスの頻度はお使いの環境によって異なりますが、半年~1、2年ごとに家具用のメンテナンスオイルで塗り重ねてください。
(お肌と同じで、 乾燥が気になったときはしっかり塗り込んでください)
塗り重ねることによって 艶と強度が増していきます
通常のメンテナンスはオイルを塗るだけで充分です。これだとそれほど手間はかかりません。
傷が気になる場合には、サンドペーパーで削って目立たなくし、オイルを塗り重ねてください。
【オイル塗装おすすめお手入れグッズ】
イズミファニチャーにて販売もしています。おすすめのグッズを3点ご案内します。
天然オレンジオイル
天然のオレンジオイルが原料の、木部クリーナーです。
オレンジに含まれる汚れを取り除く成分で塗装表面に癒着した汚れを、
表面を痛めることなく取り除きます。
また、比較的低粘度のため、浸透しやすく感想を防ぎます。
フィーデンワックス
木部塗装の保護艶出しに最適です。乾燥によるひび割れにも効果があります。
月に一回程度または、塗装の色があせたり、乾いて見えるときにはいつでもお使いください。
リボスオイル
木の良さを生かした塗装で、半年から1年に1度、
このオイルでお手入れいただければ、オイルフィニッシュ家具の
素晴らしい風合いをよみがえらせ、
長年にわたりお楽しみいただけます。