ルントオム50周年記念の企画展を開催!
発売開始から50年、今現在でも製造メーカーのトップセールス商品である「ルントオムチェア」。
イズミファニチャーでは、その50周年を記念してルントオムチェアの企画展を開催いたします。
この企画展では50年間売れ続ける椅子の魅力とその秘密を紐解きたいと思います。
それと同時に、椅子フレームの材種、カラー、座面の生地よって多くの組み合わせがあり、自分好みの「ルントオムチェア」を見つけていただける企画展示を行います。
50年以上続く椅子とはどんなものか、その魅力は何か、そのことを強くお伝えしたいと思います。
また、この椅子には相性の良い丸テーブルがございます。
ルントオムチェアと丸テーブルが合わさり、半世紀にわたり多くの日本の食卓をかたち創ってきました。
日々変化する住宅や住環境、家族の状況に対してどれほどフレキシブルに対応してきたのか、その点も50周年を迎えることが出来たポイントであると思います。そのことも合わせてお伝えしたいと思います。
是非、この機会にご来店いただき、半世紀に渡って生き続ける椅子をご体感下さい。
皆様のご来店お待ちしております。
イズミファニチャー スタッフ一同
RUNT OM 50th Anniversary
ルントオム50周年企画展
●期間 = 2023年8月26日(土) ー 9月3日(日)
●場所 = イズミファニチャー内展示ブース
●時間 = 午前11:00 開店 ー 午後7:00 閉店
「円(RUNT)」を表す名の通り、丸い座面が印象的なロングセラー
発売50年余りの間に、さらなる進化を求めて幾度もリデザインをしたルントオムチェアは、製造メーカーであるカンディハウスを代表するロングセラーとして高い支持を得ています。
現在の製品は、時代の変化に合わせて改良を重ねた結果から生まれた過去最高のルントオムと言えます。
必要にして十分な機能を持った無駄のないデザイン。軽快感とスタッキング可能な構造で、公共スペースや商業空間にも多く使われています。控えめな長さのアームは、立ち座りに手を貸してくれるほか、椅子を引くときや掃除の際にも便利。
デザイナーのスチウレ・エング氏ならではのこだわりが詰まった、完成度の高い、高品質なダイニングチェアです。
機能性とデザイン性を兼ね備えた、理想的なチェア
ルントオムの変遷は、最後まで自分のデザインに責任を持つスチウレ・エング氏ならではのこだわりと、職人集団であり続けようとするカンディハウスのプロ意識の結果と言えます。
立ち座りや出入りがしやすいセミアームであることが使い勝手がよく、丸い座面によりコンパクトに見えながら自由に座れます。
美しいデザインと強度を併せ持つ湾曲した脚
外側に広がった脚は、かわいらしい印象を受けると共に安定感があり、高い耐久性を兼ね備えます。
デザイン性の高いチェアは、ダイニングをよりオシャレな印象へと変え、雰囲気の良い空間を演出してくれます。
なだらかな背の丸みが、優しく身体を包み込む
丸みのある背もたれは非常に背当たりがよく、包み込まれるような印象を受けます。また北海道ナラを贅沢に使用しており、上質で美しい木目が特徴的です。
時に「虎斑紋(とらふ)」という虎の背中の縞模様に似た銀色に輝く木目が表れることもあり、個性豊かな表情を楽しむことができます。
Designer : Sture Eng(スチウレ・エング)
1934年 スウェーデンに生まれる
1950年代 カペラゴーデンのサマーコースの講師を務める
1960年代前半 コンストファクで家具デザインとインテリアデザインを学ぶ
1967年 Sture Eng建築事務所開設
1973年 ルントオムの日本での商品開発を進める
1970年代後半 E&K Designersを立ち上げる
1997年 ストックホルム王立工科大学建築学科の客員教授として招請をうける
2003年 新作チェア「デリーン」を発表
2007年 新シリーズ「ライナス」を発表
人づくり一本木基金とは
ルントオムのデザイナー、スチウレ・エング氏と、カンディハウスの創業者である長原實氏が、ものづくりを目指す人たちへの支援を目的に2015年に創設された基金です。
毎年、スチウレ・エング氏がデザインした家具のロイヤリティが寄付されており、公益財団法人北海道文化財団により「奨学援助」、「海外研修支援」、「顕彰」、「セミナー等の開催」の4つの事業が展開されています。