北欧の名作椅子「NO.42」をご紹介する第3回は
「カイ・クリスチャンセンと宮崎椅子製作所」についてです。
イズミファニチャーで人気「NO.42」は”カイ・クリスチャンセン氏”は、日本からはるか遠くデンマークという国で時代を超え、時を超え、世界中の人々に愛され続ける家具を数多くデザインしてきた。見た目の美しさだけでなく、使い手の実用性や環境にも配慮した彼のデザインを日本が誇る椅子専門の職人”宮崎椅子製作所“が復刻させました。
Kai KRISTIANSEN
カイ・クリスチャンセン
1929年 デンマーク生まれ
1955年 デンマーク王立芸術アカデミー卒業(コーア・クリントに師事し、木工や家具デザインを学ぶ)
1955年 自身の設計事務所設立
1956-65年 “Danish Furniture Industries”(デンマーク家具工業展示会)に出品、”Association of Danish Furniture Industries”( デンマーク家具工業組合展示会)に家具を提供
1966-70年 “Scandinavian Furniture Fair”の立ち上げに参加
1965-75年 “International Furniture Fair”出展(ドイツ・ケルン)
オーストリア、パリ、ロンドンほか、数多くの都市にて個展を開催
2008年より宮崎椅子製作所にてNo.42、Paper Knifeシリーズの復刻生産を開始
2010年に初めて宮崎椅子製作所を訪れて以来、何度も徳島の工場まで足を運び、現在も引き続き新作開発に取り組まれています。
Q. デザインする上で大切にされていることは?
A. Positive look, Useful, Ergonomically, Economical, Ecological
見た目の美しさ、使いやすさ、人間工学に基づいていること、経済的で、環境に配慮していること(2018年 カイ・クリスチャンセン)
宮崎椅子製作所
1969年創業。宮崎椅子製作所は、椅子という成果を実らせる一本の木であることをめざす、木の椅子づくり専門の家具メーカーです。 家具デザイナーの村澤一晃と小泉誠を中心に、Inoda+Svejeほか幾人かのデザイナーとのワークショップ方式のデザイン開発に取り組んでいます。
最近のプロジェクトで特徴的なのは、ノックダウンチェアやスタッキングチェアの開発に積極的だということ。機能性や利便性といった価値を椅子にそなえると同時に、こうした取り組みの中からさまざまなチャレンジやアイデアが生まれ、新しい方向性を見つけだせる手ごたえを感じています。 「他社には真似のできない椅子づくり」を目指している椅子専門メーカーです。
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次回 part4:「NO.42のある暮らし」
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