sghr ニュアンスプレート
今回ご紹介するのは、水の中に垂らした絵具が滲み溶けていく姿を
イメージして作られたsghrガラスのニュアンスプレート。
食事の際にお料理をのせ食卓を彩ったり、小物をのせたり、インテリアとしてお部屋に飾ったりなど用途は様々。
そんなsghr作品を少し、詳しくみていきましょう。
sghr(スガハラ) とは?
sghrこと”菅原工芸硝子”は、関東・関西・福岡に店舗を構える硝子工芸です。
昭和7年、菅原一馬氏によってガラス食器の製造が始まりました。
昭和25年東京墨田区に菅原硝子設立。
事業を広げていき三原昌平氏デザインによる商品開発を開始。
ニューヨーク百貨店主催の”日本展”をきっかけに、
欧米、香港、シンガポール、オーストラリア等の海外への輸出もされるようになりました。
その後も、BOREK SIPEK氏や、DOMINIC HABSBURG氏による
デザイングラスの開発や、カフェ事業などもおこない、店舗も増えています。
sghr の職人
手仕事によるガラス製造といっても、1つだけではなく様々な技法があります。
4000種類以上の商品数、毎日新しい製品を発表しているsghrは、技術の広さ、
そしてなんと言っても、それぞれの職人が磨き上げてきた独自の技術があります。
また、手仕事によって高品質なプロダクトを生み出すには経験から得られる総合的な技術が必要です。
sghrの職人さんたちは制作過程において変化が激しいガラス製品を扱うため、
手の感覚だけで厚みや、重さを数ミリ、数グラムで調節します。
しかし、この技が一瞬でできるようになるためには、経験と技術が染み込むほどの年月が必要です。
美しい影のニュアンス
これからの季節部屋に差し込む光を透すガラスは輝きを増します。
陰影が美しく、置いているだけで気分が落ち着きます。
sghr作品は、そんな美しい影のためにデザインされたものが多いのです。
テーブルに落ちる、ガラスの器の影は、想像を超える影模様が。
ずっと眺めていたくなります。
特に、今回ご紹介しているニュアンスプレートは、絵具を垂らしたような作品ですので、
しっかりとした色合いから生まれる影がいいアクセントに。
プレートを水にさらしている時間も美しいことでしょうから、
お皿洗いも素敵な時間になること間違いなし。
イズミファニチャー店頭にてお取り扱いございますので、この機会に是非。