日本の夏を楽しむ音色
7月に入りますが、すでに猛暑が続く日本。
すっかり、蒸し暑い夏が来ましたね。
風にのって聞こえてくる風鈴の音色は日本らしい風情を感じます。
風鈴とはもともと、風鐸(ふうたく)といい、
流行病などの災いを払うお守りとして用いられていました。
その後も使い続けていくうちに、現在の様な夏の風物詩として定着していきます。
風鈴の音色は涼感のみならず、どこか懐かしいあの頃の夏を思い出させてくれます。
津軽びいどろ
今回ご紹介する風鈴は、津軽びいどろの作品。
津軽びいどろは、1949年漁業用の浮玉製造からスタートしました。
当時は他にも浮玉製造している工場はみられましたが、
1973年には国内トップの生産高になりました。
その後、浮玉がプラスチック製に変わったことから、
長年の浮玉製造で培った「宙吹き」技法を用いて大ぶりな花器などを作る様になります。
また、青森は交通の便が悪く、色ガラスなどは自社で調合していたようです。
その成形技術と色ガラスを掛け合わせて1977年、津軽びいどろがうまれます。
職人さんたちが、技術開発に尽力し、
美しい色のガラスの調合や、高い技術を独学で習得するなど、
常に新しい技術への努力を続け、
現在では、青森県伝統工芸品の指定を受けとるまでの技術力です。
他にも”津軽びいどろ”あります
津軽びいどろは、風鈴だけではありません。
その他にも、箸置きやグラス、プレート、花器など多種にわたるガラス作品がございます。
なかでもねぶたシリーズは、夏の東北三大祭りねぶた祭りの花火をイメージしてデザインされた商品です。
8色のガラスで表現した作品たちは、光に当たるとカラフルな表情を見せてくれます。
一つあるだけでも、華やかな食卓になること間違いなし!
イズミファニチャーでも、お取り扱いございますので、
ぜひご来店お待ちしております。