ダイニングテーブルに合わせたダイニングチェアの選び方とは?

こんにちは オブジェクタムカーサです!
皆さんは外食してる際や店舗にあるダイニングテーブルとダイニングチェアを試した際に、
この椅子座りにくいな、姿勢が安定しないなぁ……。などと感じた事はありませんか?
飲食店のテーブルなどは様々な身長の方が利用されることや、デザインでダイニングとチェアを選んでいることもあり、テーブルと椅子の高さが合っていない場合もあります。
例えば、高さのあるテーブルを使っていると、それにあわせて椅子の脚を高くするので、足が地面に付かずぶらぶらさせてしまい姿勢が安定しなかったり、反対に椅子の高さに対してテーブルの高さが低いため背中が丸まり、座り心地が悪かったり。。。
それはお家のダイニングテーブルとチェアにも同じ事が言えるのです!
テーブルの高さに対して、椅子が高いと座面とテーブルの間が狭くなり、窮屈に感じてしまったり、
テーブルが高いと姿勢が安定しなくて体に負荷をかけてしまう事もあります。
今回の記事ではダイニングテーブルにあわせたちょうどいい高さのチェア選びについてお話していきます。海外のメーカーや失敗例も交えてご紹介します!

そもそもちょうどいい高さとは?


ちょうど良い高さといっても人それぞれ好みはあると思うのですが、
テーブルとチェアの座面の快適と言われる高さは人間工学上計算する事が出来ます!

椅子の高さ = 身長 × 0.25 ー 1
 机の高さ = 身長 × 0.25 ー 1 + 身長 × 0.183 − 1
差尺の高さ = 座高 (身長×0.55)÷ 3 + 2センチ
※床からテーブル天板までの高さと床から座面の高さの差を『差尺』と言います

例えば、日本人の平均身長が男性は170.6cm  女性が157.9cm (令和元年度調査)なので
こちらの計算式に当てはめてみると……
男性 170.6cm の場合
椅子の高さ(座面の高さ) 41.65cm
机の高さ 71.86cm
差尺の高さ 33.27 cm
女性 157.9cm の場合
椅子の高さ(座面の高さ) 38.47cm
机の高さ 66.36 cm
差尺の高さ 30.94cm
この高さが必要という結果になります!
人それぞれ座高の高さや足の長さなどの違いはありますが、この計算式で導かれた数字が、快適に使えるダイニングテーブルとダイニングチェアの組み合わせの適切な基準だと考えて下さい。
計算自体は簡単な作業なので、ぜひ自分の身長を数式に当てはめて計算してみて下さい!

実際のサイズ感について

ここまでは自分の高さに合うダイニングテーブルとチェアはどのくらいがよいのかという事に触れてきましたが、実際に、既製品として販売されている家具のサイズはある程度決まっています。
先程の計算式で細かい数字を出していきましたが、一般的な目安としては、
『差尺が270cm〜300cmが心地よいサイズ』と言われています。
ダイニングチェアなどの机、デスク類に関しては、一般的には床から70cmの高さで設計されている場合が多いです
これはJIS規格で定められた『平均的な成人男性』にフィットしやすい高さと記されているからです。
ちなみに先程の人間工学の計算式に当てはめると約167cmの身長の方にちょうどいいサイズになります。
そう考えると、これらの既製品の家具のダイニングテーブルに合わせたダイニングチェアを選ぶことになりますので大体座面の高さが42〜43cmの高さが丁度良いサイズ感だと言えます。
これらは日本の家具メーカーが作成しているダイニングテーブルやダイニングチェアの話です。というのも、海外メーカーの家具ですとアイテムの高さなどのスケールが全く変わってくるのです!

落とし穴?注意すべき海外のサイズ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
海外のメーカーでデザインされている家具、北欧などで作られている家具は日本のメーカーの家具に比べて高さが高く作られている場合が多いです!
イタリアで例を挙げると、イタリア人の平均身長は男性で176.5cm、女性でも165cmと高く、全世界の平均身長が男性が171cm、女性が159cmである事を考えると、5.5〜6cmずつ高いのです!
それに加えて靴を履いた状態で生活する文化なので、それらを考慮して高さが設計されている事が多いです。
テーブルの高さだと、72〜75cm、座面の高さは45cmのものが多いとされています。
体格や暮らし方、ライフスタイルの違いが家具の適正サイズの違いに現れているのです。
たった2、3cmの違いではと思われるかもしれませんが実際に座るとかなり違います。
片方の高さが合わないだけで全体のバランスが崩れ、人間工学で検証されている使い心地や、健康に良いとされるバランスを無視してしまう事になるので、良い椅子であっても座りづらく感じてしまいます……。

抑えるべきポイントとは?

ここまでの内容を踏まえて、失敗例を上げながらどのような選び方をするべきなのかを解説していきます!
失敗例(1)
・海外のメーカーのダイニングテーブル(高さ75cm)が気に入ったので先に購入して後から椅子を探そう!
→日本のメーカーでテーブルの高さ75cmにある椅子はかなり限定されてしまいます。
逆に海外のメーカーの椅子は実際に体験して合わせてと出来るものが少ないので、気に入るものを探すのも時間がかかってしまいます。
失敗例(2)
・日本のメーカーのダイニングテーブル(高さ70cm)にYチェアを合わせたい(座面高45cm)!
→人気の高いYチェアですが、日本サイズは2018年頃に廃盤となり、現在は海外モデルのサイズしか無く、ダイニングテーブルと合わせてると圧迫感が出てしまう。Yチェアとあわせる場合は最小でも72cmは無いとバランスが悪くなってしまいます。
こういった例は良くある事例です。
オンラインでの購入や実際に座っての体験をしないでの購入などによって、知らず知らずのうちに肩こりや頭痛に悩まされる事も起こりうるのです!!
ダイニングテーブルの高さに合わせたダイニングチェアを選ぶ上で抑えるべき購入のポイントとしては、さきに椅子を探す事です!!!
選んだ椅子の座面の高さに合わせてダイニングテーブルを探すのが一番確実で失敗しない方法になります。
お気に入りの一脚を選んで頂いて、それに合わせたおなじメーカーのシリーズや似た材質、似た生地のものなどを選ぶのが、分かりやすくて一番失敗しないポイントになります!

脚の長さも気をつけるポイント!

先程まではダイニングテーブルとダイニングチェアの高さのバランスや過ごし易い差尺についてのついて掘り下げていきましたが、ここからは地面から座面までの関係に付いてお話ししていきたいと思います。
というのもダイニングテーブルとダイニングチェアのバランスをしっかり守ったからといって、自分の足が床から浮いてたらそれはバランスが良いとは言い切れないからです。
これは特に女性の方に当てはまる事が多いのですが、足が浮いていると床と足の裏を付ける為に自然と座面の前の方に座ることになりますよね?そうすると折角ある椅子の背の部分を使う事無く、楽な姿勢になれないまま食事をする事になります。それではダイニングチェアに座ってる意味は無く、背もたれの無いスツールのようなものに座っているのと変わらない状態になってしまうのです。座面の前方に座った場合、太ももにも負担がかかり足が疲れてしまう原因にもなってしまいます。
それでは折角バランスを合わせてダイニングのセットを選んだ意味が無くなってしまいます。
そのような場合は室内用のスリッパを履くようにしてみたり脚の部分のカットを検討してみても良いかもしれません。浮いている分をカットして、テーブルとバランスを合わせてあげる事で、正しい姿勢で食事が出来るようになります!
家族全員が使うダイニング空間だからこそ、家族それぞれの座高や身長、好きなデザインのダイニングチェアを選ぶのも1つの方法です。椅子の種類がバラバラだからダメなんてことはありません。あえて違う種類の椅子を組み合わせる事でデザインとしてワンランク上のオシャレ空間を生み出す事にも繋がりますよ!

まとめ

ダイニングテーブルとダイニングチェアの高さを合わせてあげる事で、心地の良い食卓を保つ事が出来きます。良く使う食器も含めて、自分にとってどのくらいの高さの机と椅子がベストなのかを知っていれば新しく購入するときの目安になりますし、いま使っているダイニングテーブルやダイニングチェアを調節する際の参考になると思います。
是非、ダイニングテーブルとダイニングチェアを選ぶ際の参考にしてみて下さい!
スタッフへのご相談も無料で承っております!
 

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