ダイニングチェアを選ぶ時に抑えておきたい種類

こんには!
長崎県諫早市にあるインテリアショップ「イズミファニチャー 」のスタッフ森田です。
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今回はダイニングチェアの種類についてお伝えいたします。
デザインが豊富で沢山の種類があるので、いざダイニングチェアを買い換える時に困ってしまいますよね。そんな時の為に種類とおすすめポイントをお伝えしますので、ぜひご覧下さい。

目次
1.ダイニングチェアの種類
1-1.ダイニングチェアを選ぶポイント
1-2.椅子のサイズ
1-3.椅子の素材
2.椅子の種類
2-1.肘有り、肘無し
2-2.ベンチ
2-3.ソファ
2-4.回転
2-5.スタッキング
3.デザイン
3-1.Yチェア
3-2.イームズサイドシェルチェア
3-3.HIROSIMA(ヒロシマ)
3-4.WOC-131
3-5.No.42
3-6.シードベンチ geppo
4.まとめ

1.ダイニングチェアの種類

基本的にダイニングチェアとは、食事の時にダイニングにて使われる食卓椅子の事です。
一人掛けで肘有りや肘無しかが一般的ですが、中にはベンチタイプやソファタイプなどもあります。また、選ぶ時のポイントとして、ダイニングテーブルに合わせるべきか、体に合わせるべきか。部屋の間取りやリビング、インテリアに合うのかなどもあり迷ってしまうかも。では、ダイニングチェアの種類と特徴を確認していきましょう。

1-1.ダイニングチェアを選ぶポイント

まずは実際ダイニングチェアをお探しの方が選ぶポイントを見ていきましょう。

・デザイン
・椅子の重量
・座面やフレームの素材
・座り心地
・肘有り、肘無し
・色
・価格
・ダイニングテーブルとの相性

1-2.椅子のサイズ

椅子のサイズで大切な事は、まずは高さ。前回ダイニングチェアシリーズ第1回にて「サイズ」のところで記述した通り、「差尺(さじゃく)」がポイントとなります。椅子の座面からテーブルの天板の上のところまでが25〜30cm(理想は27cm)で、天板の上に腕を置いた時肘の角度が直角近くになるくらいが丁度イイ高さです。
また椅子の幅も同様に大切で、一人の人が食事をするのに必要なスペースは「幅60cm × 奥行き40cm」です。なので、4人掛けでダイニングテーブルを囲むには最低でもダイニングテーブルの幅は120cm以上が必要で、ゆとりをとって囲むなら135cm 〜 150cmは欲しいところです。

1-3.椅子の素材

ここからは椅子のフレーム、座面、脚部など素材に関することをお伝えしていきます。

椅子のフレームや素材
・木製
・本革、合皮
・ファブリック(布地)
・ペーパーコード
・脚部がアイアン製、スチール製

一般的に多いのは木製チェア。フレーム部分は部屋の空間に合わせてオーク(ナラ)・ビーチ(ブナ)・ウォールナット(くるみ)・チークなどから選んで頂き、座面は革系かファブリック(布地)、フレームと同じく全部が木で出来たタイプがあります。座面の中材にウレタンが使用されているのでクッション性があるので座り心地が良く、色や柄のバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気に合わせてコーディネートがしやすい事が特徴です。
北欧生まれのペーパーコード。紙袋の紐のような見た目ですが、実はとても頑丈なんです。一本のぺーパーコードに対して丈夫なデンマーク産の天然パルプを3本ねじり合わせて作っているので、思いっきり引っ張っても切れる事はありません。軽量でペーパーコードは張替えも可能なので長年愛用頂ける椅子です。

脚部がアイアン製、スチール製チェアはスッキリとしてモダンな印象に仕上がるので、ミッドセンチュリー、カフェ風な空間を作りたい方へオススメです。

2.椅子の種類

椅子の種類は基本的に下記のタイプが主流となっております。
椅子の種類
・肘有り
・肘無し
・ベンチ
・ソファ
・回転
・スタッキング
2-1.肘有り、肘無し
まずは肘有りか無しか。こちらも前回のダイニングチェアシリーズ第1回にて記述させて頂いた内容ですが、ゆったりと座る為の肘掛けとして肘有りかスッキリしてスペースを確保出来る(飲食店などでも多く用いられる)肘無し。

2-2.ベンチ
ベンチタイプは背もたれが無く視界を遮らず(背もたれが無いタイプが多いですが、中には背もたれ有りのもあります)、見た目がスッキリしています。なによりも複数人座れるので、急な来客時にも重宝できます。また、色々な向きで座る事が可能なので出入りの際にダイニングチェアを引く必要が無く、コンパクトで、広いスペースを確保したい方にもおすすめです。

2-3.ソファ
ソファタイプはゆったりと食事をしたい方や、ソファとダイニングセットを両方置くスペースを確保出来ない方へおすすめです。ただし、ソファの高さが低いのでダイニングテーブルをロータイプにしなければならない事と、重くて動かしづらい事がデメリットです。
2-4.回転
回転タイプは、椅子を引かなくても出入りしやすい事が最大のメリット。安定感も有り、椅子を引かなくてイイのでダイニングが狭いお家にはおすすめです。ただし、回転板が付いてるので重く、回転部分の劣化やネジが緩んでしまう事があり、お子様が遊んでしまい危ない場合があります。
2-5.スタッキング
スタッキングチェアは積み重ねが出来る椅子の事です。使わない時に積み重ねて収納しておけるので便利です。肘無しタイプが多く、スツール(腰掛け椅子)のような背もたれ無しのタイプ、デザイン性の高いプラスチック製や脚部がスチールのタイプなど様々な種類があります。

デザイン

最後はなんといってもデザインです。シンプルなファブリック(布地)を使った北欧タイプ、クールな感じを出せるレザータイプ、背もたれが高いハイバックタイプ、ペーパーコードを使ったモダンなタイプなど様々あります。また、有名なデザイナーさんの作品から探すのも一つです。
Yチェア
北欧デンマークの家具メーカー、Carl Hansen & Son(カールハンセン & サン)の代名詞「CH24 Yチェア(ワイチェア)」。背もたれが美しい曲線で、ペーパーコードの座面が魅力的なYチェアは北欧家具の名作と言われ、世界中で愛され続けています。


イームズサイドシェルチェア
アメリカのデザイナー夫婦、Charles & Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)がデザインしたHeaman Miller(ハーマンミラー)の「イームズサイドシェルチェア 」。脚部がスチール製で、背もたれと座面がプラスチック製で一体となったシェル型の作品です。ミッドセンチュリー(「1世紀の真ん中」という意味で、家具インテリアの業界では20世紀中盤のデザインの呼称として使用します。この時期の家具デザインを「ミッドセンチュリーモダン」とも表現します)を代表する作品で、世界一有名な椅子とも言われています。カラーバリエーションも豊富なので、色違いで並べて置いて部屋のアクセントとしてもイイかもしれないですね。
HIROSHIMA(ヒロシマ)
日本を代表するプロダクトデザイナーの深澤直人氏と老舗家具メーカーのmaruni(マルニ木工)によって生まれた「HIROSHIMA(ヒロシマ)」。シーンにこだわらず、あらゆる場所でずっと長く使える事を想定したシンプルで精巧な構造で、美しいフォルムが特徴のおしゃれなダイニングチェアです。長時間座っていても疲れにくい設計となっており、ラウンジチェアとしてもおすすめな一脚です。
WOC-131
日進木工の代表作、「WOC-131」。アームの先端が個性的なデザインのセミアームチェア。重量約3.3kgととても軽く、背中を包み込むような美しいカーブを描いてつながっているアームは出入りの際には邪魔になら座右、腕を預けるにはちょうどイイ。そして、アームの先端がブラックウォールナットをあしらって個性的なので、お部屋の雰囲気がオーク系・ウォールナット系どちらにも相性がイイ椅子です。また、座面は取り外し可能なカバーリングになっているので、カバーの交換やカラーの変更、お手入れも簡単です。



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WOC-131

No.42
つくりの難しさからか製造中止となっていた宮崎椅子の代表作が復刻。カイ・クリスチャンセン氏の作品「No.42」。どの角度から見てもキレがありシャープ。座面は大きく背は少し前後に倒れるデザインとなっており、座り心地抜群の椅子です。

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No.42

シードベンチ geppo
日進木工の技術が集結したベンチ、「シードベンチ geppo」。背もたれ付きのタイプですが、背の木部分の曲げ木や継ぎ目のフィンガージョイントなど細部にまでこだわった美しいデザインのベンチです。飛騨の技術をふんだんに使った加工技術は、見た目だけでなく軽量化も実現してくれています。

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シードベンチ geppo

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。ご自身のライフスタイルを変えようとした時に家具やインテリアを変えるのも一つの手段だと思います。その第一歩としてリビングダイニングの主役、ダイニングチェアを変えると生活や気分が変わってくるかもしれません。そのダイニングチェアには素材や形、様々な種類があり、ダイニングテーブルに合わせるか、空間に合わせるかでも変わってくると思います。選ぶポイントとしていくつか提示させて頂きましたが、参考になったでしょうか。
ぜひ、毎日の食事が楽しく過ごせる理想の空間を作ってみて下さい。
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